大宮国際中等学校の授業見学と今年度の連携について打合せ

4月23日金曜日、研究室の学生3名を連れて、さいたま市立大宮国際中等学校に行き、授業見学と今年度の連携の打合せをしました。
大宮国際中等学校は設立されたまだ3年目の中高一貫校で、最高学年は中学3年生になります。敷地内は今、高校用の校舎が建設中です。
この日はその中3の「3G」の授業を見てきました。3Gは総合的な学習の時間にあたるもので、SDGsに関する個人・グループの探求活動を9月まで実施していきます。
特徴的なのは、学びの目標を生徒自らが定めることです。通常は教員が授業の達成目標を定めるのですが、この学校は違います。この日は2回目の授業でしたが、教員の示したルーブリックを参考として示しつつ、3Gを通じてどんな資質・能力を高めたいのか、グループで話し合いました。
時間割ですが、1コマ95分授業であり、通常の2時間分が1時間となっています。朝の会は英語で実施し、ネイティブの教員が廊下などでも常に英語で話しかけるので日常的に英語で話しています。これでは私も芝浦工業大学学生も太刀打ちできません。
3Gもすべて英語で実施するクラスもあります。
僕は環境システム学科3年生の英語の授業を持っているのですが、さいたま市を舞台にしたSDGsの英語ボードゲームを作成し、7/17に大宮国際中の2年生と実施することになりました。ブラッド先生のアイデアで、単に完成版を楽しむのではなく、後半は新たなゲーム(問題)を作るワークショップを実施することになりました。
どんなものになるのか、今から楽しみです。