小中高時代の地域創生活動経験に関する調査結果概要

うちの大学生約200人に、小中高校時代にどんな地域創生活動を経験したかを聞いてみました。
小学校時代に経験した活動で最も多いのは、「農作業」の49.3%であり、次いで「花や木の栽培・植樹や手入れ」35.4、「子ども(下級生)の学習活動支援」27.8、「野生生物の観察・生態調査」23.0、「近隣の学校との交流による学習活動」21.5、「自転車・歩行者の安全走行・歩行や利用促進」21.5の順となりました。
中学校時代に経験した活動で最も多いのは、「企業や商店・公共施設での就労活動」の23.0%であり、次いで「農作業」18.7、「子ども(下級生)の学習活動支援」18.7、「近隣の学校との交流による学習活動」15.8、「自転車・歩行者の安全走行・歩行や利用促進」15.3となりました。
高校時代に経験した活動で最も多いのは、「海外の学校との交流による学習活動」の17.7%であり、次いで「諸外国の生活・文化体験活動など異文化理解」13.9、「道路・公園など共有空間の清掃・補修・維持管理」12.9、「いじめや差別」「LGBTへの偏見をなくす活動」11.5、「省エネ活動」11.0、「外国人の日本の生活・文化体験」11.0と国際理解教育の経験が多くなりました。
SDGsの目標別に整理すると、
小学校時代上位5つは「11住環境」「3健康・福祉」「2食・農」「4教育」「15陸上資源・生物保護」で、中学校時代は「11住環境」「4教育」「3健康・福祉」「2食・農」「8経済・労働」の順、高校時代は「11住環境」「4教育」「10人権・平等」「3健康・福祉」「2食・農」の順でした。このように、全世代を通して「11住環境」の経験比率が最も高く、「4教育」「3健康・福祉」「2食・農」も高くなっていることがわかりました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です