岡山県西粟倉村SDGsスタディーツアー

8月24日~26日、「SDGsスタディーツアー」のため岡山県西粟倉村に行ってきました。
本当は学生を連れて現地に入る予定でしたが、コロナ感染予防のため、全面遠隔になりました。
25日は現地ライブ中継で、役場地方創生推進室参事の上山さんの講話の後、上山さんの案内で、地域熱供給施設、木材集積場、温泉施設の薪ボイラー、小水力発電、ローカルベンチャーの拠点施設である旧影石小学校で(株)エーゼロさんの間伐材の燃料としたウナギやイチゴの養殖現場を見せました。26日は、岡山大学の岩淵先生、岡山県立大学の学生団体√クリエイトの岡村くんと西村くんとともに、大茅集落に行き、公民館で古文書の電子データ化作業をしたり、大茅地区地域活性化協議会会長の井上さんのお話や、井上さんの案内で芝桜公園、たたらばの集落跡地などを見て回り、これらをライブ中継しました。
また、9つの班に分かれて、村内のSDGsの取り組みを取材し、発表しました。芝浦工大生17名、岡山大学生2名、岡山県立大学生1名、ノートルダム清心女子大学生1名、立命館大学生1名それに林野高校生3名が混成チームを作り、遠隔でモニター越しに取材し、記事にまとめました。発表会や交流会も学生主体で企画・運営しました。
取材にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
また実習の時間外を利用して、役場職員やローカルベンチャーさん向けのSDGsの研修会や部署ごとのSDGs宣言を考えるワークショップを実施しました。ローカルベンチャーの生みの親、牧大介さんとようやくお会いできて嬉しかったです。
 

SDGsフォーラムで子ども体験を実施

12月21日に行われた第1回次世代SDGsフォーラムで、本研究室の学生が「ながぐつ先生と遊ぶ会」の親子を案内しました。

子どもたちは屋外でのさいたま市役所や企業のブースで体験した後、屋内で、紙ストローを使った竹とんぼ作りをしたり、海辺に落ちているプラスチックをステキなアクセサリーにかえるマジックを体験したりしました。

新年度の研究室スタート The laboratory for the new year has started. 

The laboratory for the new year has started. This year, we are small with two fourth graders, one two-year master’s course and one research student. We are currently in the process of reorganizing the document layout and laboratory.

新年度の研究室がスタートしました。

今年は4年生2人、修士2年1人、研究生1人の4名とこじんまりしています。

現在書類整理、研究室レイアウト改造中です。

しま幼稚園に子どもがいる家族6組が遊びに来てくれました

Six families in a nearby Shima kindergarten came to my laboratory.
3月9日(土)に大学の研究室に、近隣のしま幼稚園に子どもがいる家族6組が遊びに来てくれました。
宝探し(ドイツのお菓子を見つけたり隠す)、お絵かき、桶入れゲーム、的当てゲームなどをして楽しみました。
本学の機械制御学科のI先生の息子さんがしま幼稚園に通っており、奥様が声かけしてくれて実現しました。Iさんをはじめ、来てくれたお父様、お母様、それに赤ちゃんから小学生までの子どもたち、ありがとうございました!
ようやくお膝元でも、子どもとの交流から、保護者の方も含めた交流へと一歩踏み出すことができました。

「SDGsとまちづくり」という本を分担執筆

「SDGsとまちづくり-持続可能な地域と学びづくり 」

田中 治彦枝廣 淳子久保田 崇 (著, 編集)の中で、「環境自治体とまちづくり」という章を執筆させていただきました。

以下の3つの部分からなります。

1.環境自治体会議による環境自治体づくり運動の系譜

2.環境行政における持続可能な地域づくりの潮流

3.環境に関連したSDGsローカルアクションの事例とその実現可能性

amazonで購入できます。

 

主要研究テーマ

  • 農村地域などの環境政策や地域活性化政策の効果分析と政策提案
  • ドイツの環境政策や都市・交通政策の成功要因分析と日本への応用
  • 環境教育やESD(持続可能な地域づくり教育)の実践効果の測定

社会貢献

行政や住民の持続可能な地域づくり活動の効果や効率向上に貢献することをめざし、農山村地域において実際に“地域創生”活動に参画し、調査研究を行っています。調査研究においてはインタビューやアンケート、データ分析を通して環境政策や持続可能な地域づくり政策の効果や成功の秘訣を分析します。

これまで中口が関わった市区町村の一例:足立区、日野市、豊中市、草加市、藤枝市、富士市、茅野市、狛江市、大野市、島田市、鶴ヶ島市、渋川市、三島市、高島市、大東市、東松山市、古河市、指宿市、新旭町、内子町、八幡市、沼津市、八王子市、伊丹市、高島市、交野市、遊佐町、福生市、吹田市、我孫子市、美濃加茂市、綾町、士幌町、ニセコ町、西粟倉村など

都道府県・政令指定都市の一例:東京都、埼玉県、神奈川県、大阪府、静岡県、宮城県、京都市、横浜市、仙台市、など

 

 

 

■地域の環境資源や人材を活かした元気なまちをつくろう

本研究室は、人口減少や産業の衰退に悩む、地方の農山村を中心とする“地域おこし”や、環境資源を活用した経済活性化などを通して、持続可能なまちをつくるプロセスや効果について調査・研究しています。そのために、自然環境保全、自然エネルギー活用、ごみ減量、商店街活性化、交通網整備などの政策提案や、幼児から高校生までの野外・地域学習の支援による地域づくりの担い手育成などに実践的に取り組んでいます。