来年に取り壊しが決まってしまった黒川紀章設計の中銀カプセルの実測調査に参加しました。残念ながら建物は老朽化してしまっていますが、カプセルは皆同じ大きさですが、内部の多くが改装されて個性溢れる空間が広がっています。愛を持ってさまざま住みこなしていらっしゃる住人の方のお話しも伺うことができて、貴重な体験でした。

来年に取り壊しが決まってしまった黒川紀章設計の中銀カプセルの実測調査に参加しました。残念ながら建物は老朽化してしまっていますが、カプセルは皆同じ大きさですが、内部の多くが改装されて個性溢れる空間が広がっています。愛を持ってさまざま住みこなしていらっしゃる住人の方のお話しも伺うことができて、貴重な体験でした。
京急梅屋敷駅近くの高架下空間を工房やインキュベーションスペースに生まれ変わらせたKOCAを見学させていただきました。芝浦OBでKOCAの設計者である、松田和久さんにご案内いただき、高架下という制約のある、長い線状のスペースをいかに人が集まる場所にしていくか、また蒲田という土地の持っているクリエイティブなポテンシャルを活かしていくかなどについてお話しいただきました。また、KOCAに設置されているCNCルーターのデモを見学し、デジタルファブリケーションの加工の可能性を学びました。
2020年度、松下研から無事8名が卒業しました。コロナ禍で卒業式も簡略化されましたが、皆で集まることができて良かったです。
2020年の総合研究(設計)の中から、学外のコンテストに出展する作品として、松下研の染野奈菜さんと幸治理花子さんの設計が選ばれました。出展するコンテストは以下の通りです。
染野奈菜 「まぜこぜ保健室」 埼玉建築設計管理協会 第21回卒業設計コンクール展
幸治理花子「都市の余白、暮らしの余白」インテリア学会第28回卒業作品展
松下教授が2月22−23日に開催された、オーストラリアのUNSW主催の国際シンポジウムに招待され、講演を行いました。テーマはメタボリズムで、本来はメタボリズムが提唱された60年後の2020年にシドニーで開催予定でしたが、コロナ禍のため、2021年に延期され、オンラインで行われました。
松下教授はMaki and Dutch Team X: Step Towards Group Formというタイトルで、1960年台の槇文彦とオランダのチーム10のメンバーの関係について話しました。このシンポジウムの結果は来年書籍として出版される予定です。
槇総合計画事務所設計の横浜市新市庁舎を見学しました。設計担当者に案内していただき、市庁舎に自然と人が集うようにするために公共空間を外部とシームレスにつなげるなど、どのような設計の工夫がされているかディテールを含めてお話を伺い、とても勉強になりました。
研究室で体験の3年生も一緒に代官山・渋谷・表参道エリアの建築見学をしました。代官山ヒルサイドテラス、宮下パークに行った後、代々木の国立競技場を見学しました。内部もゆっくり見せていただき、素晴らしい空間体験でした。その後、表参道沿いのさまざまな建築を各自見て回りました。
松下教授が設計した「八度の家」が、日経アーキテクチュア2020年4月9日号に掲載されました。LVLの大きな壁が住宅の真ん中を貫いている住宅です。外観の写真は表紙に使われ、インタビューの内容が記事になっています。
芝浦工業大学環境システム学科松下研究室の初代学生が卒業しました。
コロナ禍で急遽大学全体の卒業式ができなくなってしまいましたが、快晴の空の日に、研究室でこじんまりとした卒業証書授与式を行うことができました。
「渡辺篤史の建もの探訪」という番組に松下教授が設計した「八度の家」の解説で出演しました。撮影の日はあいにくの雨でしたが、室内に光が当たるシーンなどは後日改めて撮影に来てくださり、良いものを作ろうという姿勢は分野が違っても同じだと思いました。渡辺さんもとてもお話ししやすい、素敵な方でした。