栗田工業見学

水処理のための設備や薬品を製造する栗田工業のKIHの見学に行きました。KIHとは、Kurita Innovation Hub(クリタ・イノベーション・ハブ)の略で、水に関する様々な課題を様々な業界から集めて研究を行っている場所です。

上の写真のように、建物は特殊なデザインとなっており、滝をイメージして作られたそうです。これはパイプとなっており雨水をためて少しづつ地下に戻す機能と換気の機能を併せ持っています。

水処理に関しては、研究室ではあまり取り扱う機会が少ない分野ですが、様々な技術が駆使されており学ぶことが多かったです。その1つとして、微生物は有機物を分解してくれるため水はきれいになりますが、微生物が増えすぎると汚泥の原因にもなるためその対策として、微生物を小動物に食べさせることにより微生物の過剰な増加も防ぎつつ食物連鎖も作り出すということをしており、かなり奥が深いなと感じました。

エネルギー関係では微生物発電というものがあり、水処理の際に使われる微生物を用いることにより発電も行える技術があるということを知りとても興味深かったです。

2023年度中間発表

2023年8月4日に学部生10名の中間発表が行われました!

それぞれが自分の研究についての説明を10分間で行いました。今回の発表では研究テーマを分かりやすく他人に伝える難しさを確認する良い機会となりました。また、研究内容や進捗度だけでなく発表の仕方においてもまだまだ課題が残っているので改善に努めたいと思います。

11月に行われる発表に向け、良い発表が出来るよう学生一同頑張ります!

銚子洋上風力発電見学

千葉県銚子市にある洋上風力発電所の見学に行きました!

現在はまだ1基しか稼働していませんが、2028年には新たな洋上風力発電所が31基新設されるそうです。その範囲は10kmにも及ぶとされています。

海の上に巨大な設備を作るというと、漁業や海を飛ぶ鳥への影響が気になりますが、地元の方の話によると、風力発電設備の土台部分に魚礁ができ魚が集まりやすくなるため漁業従事者にとっても恩恵があるそうです。魚礁の形をコントロールし特定の魚(高値で売れる魚)を増やす方法も検討しているとのことでした。また、海を飛ぶ鳥には風力発電の風車のブレードほどの高さを飛ぶ鳥は少ないので影響はほとんど無いとのことでした。

合意形成の面で課題が多い洋上風力発電ですが、これらの理由から銚子においては地元住民からも大きな支持を得ています。

当日は風の影響で船が出せなかったため、近くで風車を見ることはできませんでしたが、次の機会があればその大きやブレードの音がどれほど聞こえるのかなどを体感したいと思います!

↑現在はまだ1基だが、この海域に新たに31基新設される

2023年度オープンキャンパス

7月29,30日の2日間でオープンキャンパスにて研究室紹介を行いました!
磐田研究室では、
・研究室に関しての紹介
・ADR(Auto Demand Response)の説明動画
・ペダルで発電クイズ!
の計3点を教室にて展示しました!
Youtuberみたいな動画を流したり、ペダルを漕いで回答権を得るクイズなど、個性的で楽しく、でもわかりやすく来場者の皆さんに伝えることができました!


どんな研究をしているのか、はたまた来年はどんな展示をするのか気になる方は、ぜひ来年度のオープンキャンパスに足を運んでみてください!!!