廃棄物資源循環学会春の討論会

廃棄物資源循環学会の春の討論会において、産廃研究部会と廃棄物計画研究部会のコラボ企画で「官民連携による一般廃棄物の適正処理」を開催しました。

人口減少や財政難などを抱える自治体にとっては、一般廃棄物の適正処理を確保することが困難な状況になりつつあり、施設の広域化や処理の高度化が求められる中で、民間事業者との連携は今後ますます重要になります。すでに取り組んでおられる関係者の方々のキーワードは、信頼関係の構築とパートナーシップでした。

令和5年度春の研究討論会企画セッション「官民連携による一般廃棄物の適正処理」

 

 

水銀廃棄物管理について国際シンポジウム発表

釜山で開催された水銀廃棄物に関する国際シンポジウムにおいて、韓国廃棄物学会からの招聘により、”Policies on environmentally sound management of mercury and prediction of excess mercury”として発表を行いました。

日本では、非鉄製錬業界から排出される余剰水銀の処理が今後の課題となりますが、韓国は非鉄製錬業界由来の水銀含有スラッジから水銀を回収せず最終処分を行っており、水銀を安定的に処分するために今後の検討が求められるようです。