カテゴリー: 外部企画
第16回HESDフォーラムポスター
ポスターセッションB
ポスターセッションB[高大・地域間連携グループ]発表・展示内容
連番 | 種別 | 発表テーマ | 発表校 |
B01 | インカレSDGsプロジェクト合同実習 | 静岡県三島市の水辺再生運動と河川清掃ボランティア | 芝浦工業大学・筑波大学坂戸高校 |
B02 | 石垣島SDGsスタディーツアーA | 芝浦工業大学・琉球大学・筑波大学坂戸高校・八重山高校 | |
B03 | 石垣島SDGsスタディーツアーB | ||
B04 | 沖縄観光地の光と影 教養総合II報告 | 中央大学附属中学校高等学校 | |
B04 | 岡山次世代SDGsアクションツアーA | 芝浦工業大学・おかやまJknote・矢掛町YKG60 | |
B05 | 岡山次世代SDGsアクションツアーB | ||
B06 | 岡山次世代SDGsアクションツアーC | ||
B07 | 岡山次世代SDGsアクションツアーD | ||
B08 | 子ども食堂や学習支援教室支援とSDGsレクリエーションA | 芝浦工業大学・大宮国際中等教育学校・筑波大学坂戸高校 | |
B09 | 子ども食堂や学習支援教室支援とSDGsレクリエーションB | ||
B10 | 子ども食堂や学習支援教室支援とSDGsレクリエーションC | ||
B11 | 宮城県震災復興スタディーツアーA | 芝浦工業大学・成蹊大学・大宮国際中等教育学校・筑波大学坂戸高校・芝浦工大柏高校 | |
B12 | 宮城県震災復興スタディーツアーB | ||
B13 | 一般 | 芝浦工業大学研究室紹介 | 芝浦工業大学 |
B14 | 環境に配慮した音楽フェスの実行 | 中央大学附属中学校高等学校 | |
B15 | フェアトレード商品を高校で広めるために | 中央大学附属中学校高等学校 | |
B16 | ごみ箱の色はごみの分別促進に影響するか | 中央大学附属中学校高等学校 | |
B17 | VR・仮想空間技術、AI技術を用いたデジタル保健室の実証と展望 | 立命館大学 |
基調講演・パネルディスカッション概要
基調講演「芝浦工業大学におけるSDGsの取り組み」講演者紹介
磐田朋子(いわた ともこ)
東京都出身。芝浦工業大学副学長、システム理工学部教授。2002年東京大学工学部地球システム工学科卒業。2007年同大学新領域創成科学研究科環境システム学科博士課程修了、博士(環境学)。同研究科助教、(国)建築研究所、(国)科学技術振興機構低炭素社会戦略センターを経て、2017年に芝浦工業大学に着任、2023年より現職。地域における再生可能エネルギーの活用や省エネルギー対策を中心とする脱炭素社会実現に向けたエネルギーシステムの総合評価を専門とする。
パネルディスカッション「大学間、校種間、地域間でつながるESD」概要
背景と目的
現行学習指導要領では「持続可能な社会の創り手」を育むことを基本理念として掲げており、学校が地域づくりの拠点としての役割を果たすことが期待されている。一方第2期地方創生総合戦略においては、「新たな関係人口の創出・拡大」を謳っており、定住人口を増やす、移住者を増やす政策一辺倒ではない方向性を示している。さらにこれの概念を発展させ、地域内で社会活動を実践する人と地域の外から当該地域の持続可能な地域づくりに貢献する者の総数、すなわち「活動人口」を政策目標とすることを提唱している。例えば地域外から大学生30名がはいって海岸の清掃活動をしたとする。翌年には地元の小学生30名と一緒にこの活動をすれば、活動人口は60人になる。活動人口によって、内と外との相互作用によって生まれるシナジー効果が表現されることになる。すなわち、異なる世代、異なる地域、異なる組織で地域や国際社会の課題解決に貢献する活動=SDG達成活動を実践することが重要である。
そこでこのパネルディスカッションでは、大学がこれまで取り組んできた多様なESDのうち、大学間、校種間、地域間で連携・交流しながら実践した事例を取り上げ、持続可能な地域づくりやSDGs達成に大学が果たすべき役割について検討することを目的とする。
内容
パネリストの組織で取り組んでいる活動紹介
中高大連携や地域間連携で実践した取り組みとその成果・課題
持続可能な地域づくりにおける大学の役割など
コーディネーター
中口 毅博(なかぐち たかひろ)
芝浦工業大学環境システム学科教授、持続可能な地域創造ネットワーク共同代表
静岡県三島市生まれ。1983年筑波大学第2学群比較文化学類卒業。2001年に芝浦工業大学に着任、2012年より6年間愛媛県内子町に住民票を移して首都圏との二地域居住をしていた。自治体の環境政策や環境教育、SDGs達成のための地域創生などの分野でアクションリサーチ(実践活動をしながら研究)を行っており、子ども達には「ながぐつ先生」として親しまれている。近年は学校間・校種間・地域間の交流・連携型の学びの場や機会の提供や、高校などに出向き探究学習の課題研究を支援することに力を入れている。
パネリスト(五十音順)
大沼 文香(おおぬま あやか)
子ども食堂Omusubi共同代表、自立援助ホーム夢舞台 自立支援スタッフ
山形県山形市生まれ。東北芸術工科大学芸術学部歴史遺産学科卒業。卒業後、国立武蔵野学院附属児童自立支援専門員養成所に入所し、児童福祉に関する資格を取得。2016年〜2018年に青年海外協力隊として中米ニカラグアに派遣され、児童福祉施設で活動する。帰国後は非行等、問題行動がある児童が入所する児童自立支援施設で勤務。2021年より子ども食堂を立ち上げ、運営している。施設を退所した子どもたちが地域で支えられて生きていけるように、また、地域の子どもたちや子育て世代が様々な関わりの中で生活できるように地域をエンパワメントしていくことが現在の目標の一つ。
幸地 佑朔(こうち ゆうさく)
幸地佑朔(こうち・ゆうさく)琉球大学地域共創研究科地域共創専攻 大学院生
1997年沖縄県那覇市生まれ。2016年から琉球大学エコロジカル・キャンパス学生委員会(エコキャン)のメンバーとして、活動を続けており、現在もエコキャンではアドバイザー的な存在で学内外でのイベントや事業で活躍している。院生として研究をつづけながら、沖縄県内の環境教育事業を受託する(一財)沖縄県公衆衛生協会にて環境教育の研究員としても仕事をしており、多様な年齢層を対象とした地球温暖化対策の啓発に力を入れている。
武石 涼(たけいし りょう)
さいたま市立大宮国際中等教育学校 主幹教諭 IB研究部長 数学科
新潟県新発田市生まれ。2005年東京学芸大学卒業。卒業後に縁があり、さいたま市で教職に就く。2015年より3年間ミャンマーにあるヤンゴン日本人学校に赴任。帰国後は埼玉県内初にして唯一の中等教育学校で、関東圏で初のMYP・DPの認定公立学校である現任校の準備から参加。開設5年目を迎え、本校のグラデュエーション•ポリシーである「・未来の学力が備わった人」「国際的な視野を持った人」「より良い世界を築くことに貢献する人」の資質を伸ばす為の探究学習に力を入れ、芝浦工業大学をはじめ、教育機関や企業との連携を進めている。
室 貴由輝(むろ たかゆき) リモート出演
岡山県教育庁高校教育課高校魅力化推進室室長
岡山県倉敷市生まれ。1989年広島大学教育学部卒業。
2000年に矢掛商業高校において、ホタルや淡水魚の保護・増殖や環境保全活動を通じての環境教育を始める。2004年、高校再編整備による矢掛高校との統合時に、学校設定教科「環境」を開設。カリキュラム、教材作成を行う。矢掛高校で「環境教育を入口にしたESD」を推進し、岡山県初のユネスコスクールに認定される。2010年に学校と地域をつなぐ新しい地域学として、学校設定教科「やかげ学」を開設。2013年に矢掛中学校に異動。小中高連携、地域連携を推進。岡山後楽館高校勤務を経て、岡山県教育庁に入庁。2021年より現職。希少野生動植物種保存推進員、自然観察指導員。やかげ小中高こども連合 共同代表。
第16回HESDフォーラム口頭発表
13:00~14:00 口頭発表第1セッションA[2307教室]
モデレーター:中島清隆(岩手大学)
- SDGsを楽しく学ぶエディティメントツールの提案と効果分析
伊東真健 秋田県立大学 - 岩手大学環境マネジメント学生委員会の活動紹介
菅原日向子、伊藤唯翔 岩手大学環境マネジメント学生委員会学生会員+中島清隆 岩手大学准教授
- SDGsに取り組む学生団体の持続可能な組織マネジメントについて-琉球大学エコロジカル・キャンパス学生委員会の事例から幸地佑朔/竹内菜々/長嶺祐貴 琉球大学エコロジカル・キャンパス学生委員会
口頭発表第1セッションB[2308教室]
モデレーター:鈴木克德(ESD-J)
- 八戸学院大学地域経営学部のSDGs推進事業の成果と考察
井上 丹 八戸学院大学講師
- ESDにおけるサービス・ラーニングの可能性
石川敬之 北九州市立大学教授
- 英語俳句
前田栄人 さいたま市立大宮国際中等教育学校5年生
14:05~15:05 口頭発表第2セッション[2302教室]
モデレーター:石川敬之(北九州市立大学)
- 琉球大学SDGs推進室における教育WGの取組み
大島順子 琉球大学准教授
- ESD推進に向けた最近のESD-Jの取組み
鈴木克德 ESD-J共同代表理事
第16回HESDフォーラム・タイムテーブル
時間 | プログラム | 実施者 | 場所 | 形式 |
9:20〜9:50 | 受付 | 2号館3階ホワイエ | 対面 | |
9:50~10:00 | 開会挨拶 | 中口副実行委員長(趣旨説明) | 2号館 2302教室 | ハイブリッド |
10:00〜10:30 | 基調講演「芝浦工業大学におけるSDGsの取り組み」 | 芝浦工業大学磐田副学長 | 2号館 2302教室 | ハイブリッド |
10:30〜11:30 | パネルディスカッション「大学間、校種間、地域間でつながるESD」 | インカレSDGsプロジェクト参加学生・教員(司会:中口) | 2号館 2302教室 | ハイブリッド |
11:45〜12:55 | HESDフォーラム総会および実務者懇談会 | 総会冒頭で増田実行委員長挨拶 | 2号館 2303教室 | ハイブリッド |
昼食 | 生協食堂もしくは控室で各自 | 生協食堂 2号館 2303教室 |
対面 | |
13:00〜14:00 | 口頭発表第1セッション(3演題×20分:発表15分、質疑5分) | HESD加盟大学教員、学生グループなど | 2号館 2307、2308教室 | ハイブリッド |
14:05〜15:05 | 口頭発表第2セッション(3演題×20分:発表15分、質疑5分) | HESD加盟大学教員、学生グループなど | 2号館 2302教室 | |
15:15〜15:45 | 学生によるショットガンセッション | 混成団体のみ 事前に用意した動画再生 |
2号館 2302教室 | ハイブリッド |
15:45〜16:50 | ポスターセッションB・展示発表 | 高大・地域間混成グループ | 2号館 2304教室 | 対面(一部リモート可) |
16:55〜17:00 | 閉会挨拶 | 大島副実行委員長(総括) | 2号館 2302教室 | ハイブリッド |
17:15〜19:15 | 交流会 | 生協学食 | 対面 |
第16回HESDフォーラムのご案内
2006年度から文部科学省が現代GPに環境教育を含めたことに伴い、現代GPでESDに取り組む大学が増えました。高等教育におけるESD(HESD)フォーラムは、それらのESD推進大学が集まって、緩やかな情報交換のサロン的なネットワークを目指して設立され、2007年に第1回フォーラムが岩手大学で開催されて以来、これまでに15回開催されてきました。今年度は、下記の通り、12月16日(土)に芝浦工業大学大宮キャンパスで開催されます。ポスター
記
1.開催日時:2023年12月16日(土)9:50~17:00
フォーラム後に交流会を開催します。
2.開催場所:芝浦工業大学大宮キャンパス 2号館
〒337-8570 埼玉県さいたま市見沼区大字深作307番地
JR宇都宮線東大宮駅東口から学バスで5分、徒歩の場合は20分
https://www.shibaura-it.ac.jp/access/omiya.html
3.主催:HESDフォーラム(代表 徳島大学教授 三好徳和)
共催 芝浦工業大学
4.プログラム:
タイムテーブル
基調講演・パネルディスカッション概要
口頭発表
ポスター展示・発表
5.フォーラム参加の申し込み[受付終了]
氏名、所属等に関する情報を記載し、以下のURLからお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSclCG_xu3mItZcIzsAVRJr4xmHd6qIywuTvGaINvShXI9Y8FQ/viewform?usp=sharing
6.参加費(当日現金払い)
一般
交流会へ参加 5,000円
交流会へ不参加 1,000円
大学生以下
交流会へ参加 1,000円
交流会へ不参加 無料
7.会場へのアクセス
JR宇都宮線東大宮駅東口から学バス(無料)をご利用ください。
バスの時刻表は以下の通りです。
http://bus.shibaura-it.ac.jp/ts/ts_NDAH8IPc8X.html
行きは、「駅前発バス」の欄を、帰りは「校舎発バス」の欄をご覧下さい。
「・・・・まで間隔を狭めて運行」ですが、駅前発バスは下り列車が到着するたびに発車、校舎発バスは上り列車の時刻の11分前に出ることが多いです。
東大宮駅東口および芝浦工業大学バス停に学生がおり、会場へ向かう支援を行う予定です。
8.会場(大宮キャンパス 2号館)の教室配置図
以下の会場配置図をご覧ください。
9.照会先
ESD-J事務局 鈴木、横田
電話: 090-4594-9694/03-5834-2061
E-メール:jimukyoku@esd-j.org
送信に際し、タイトルを「HESDフォーラム関係照会」とするようお願いいたします。
以上
【12/11実施】公開研究会「モデル案から分散型低学費大学を考える」
公開研究会「モデル案から分散型低学費大学を考える」
ーアクティブラーニング研究会・芝浦工業大学次世代SDGs月間協賛企画
持続可能な地域づくりの重要なポイントの一つは、若者を地域に惹きつけ地域の経験者との合力で力を発揮してもらうこと。地元の若者も、都会の若者も、地域課題に取り組みながら大きく育つ。そのための仕組みがアクティブラーニング研究会が提案する分散型低学費大学。
今回は3つの魅力的な案を検討する中から、その実現をはかる道をみんなで描き出そうという試み。2時間半の半分以上は参加者どうしのディスカッションに割きます。どうぞ参加ください。
<日時>12月11日(金)15:00〜17:30
<実施方法>オンライン(ZOOM、ZOOMのリンクは参加申込者にお送りします)
<プログラム>
15:00 趣旨:諏訪哲郎(八ヶ岳SDGsスクール代表)
15:05 モデル案提起
①諏訪哲郎「北杜市立市民共創大学構想」(20分)
②伊藤通子(東京都市大学)「地域発のイノベーターを育てる大学」(20分)
③森 良(NPO-ECOM)「スケールの大きな人材を育てる武蔵野知恵大学」(15分)
16:00(休憩)
16:05 討論
・グループ討論(5~6人)
・発表、全体討論
17:15 まとめ
17:30 終了
申し込み方法:所属、氏名を明記して、以下にお申し込み下さい。