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2023/05/08

東大宮というまち、そして仲間たちとの出逢い  新入生オリエンテーション2023

2023年度 芝浦工業大学 システム理工学部 環境システム学科 新入生オリエンテーションが4月6日(木)と7日(金)の2日間にわたって行われました。その様子を以下に紹介します。

 

写真は、東大宮のまちに出て、地図を広げ、仲間たちと青空作戦会議を開いている新入生たちの様子

 

★1日目
入学間もない新入生たちは、慣れない大宮キャンパスに戸惑いながらも、期待と不安を胸に2号館4階2401に集まりました。

 

教室にはすでにグループ編成された座席表が貼りだしてあります。このオリエンテーションの目的には、新入生同士が仲良くなることだけでなく、グループワークとして大宮キャンパスのある東大宮のまちの課題発見と解決策および提案をしてもらうこともあります。

 

1年生学年担任である袖野先生からの開会宣言に続き、環境システム学科の全教員からの自己紹介。オリエンテーションは環境システム学科でこれからの4年間を一緒に学ぶ教員との出逢いの場でもあります。

 

このオリエンテーションの準備、運営は大学院1年生たちSA(Student Assistant)によるものです。前月、学部を卒業したばかりの彼らも4年前のことを思い起こしながら、自らの成長を実感しつつ、先輩として新入生を優しく迎え入れていました。

 

まち歩きの専門家である鈴木先生から「まち歩きの留意点の説明」を受け、早速、東大宮のまちへ出発です。

 

『東大宮のまちを制する者は、環境システム学科での4年間を制す』と言っても過言ではありません。途中、先輩SA学生のおすすめの店でランチを挟み、東大宮のまちをくまなく歩きました。

 

まちあるきの後は大学に戻り、2日目の朝のプレゼンテーションに向けた話し合いとスライド制作です。多くのチームは教室利用可能時間である20時まで作業をし、1日目を終えました。

 

★2日目
前日、遅くまでの作業をしたことで、グループのメンバーと仲良くなり、東大宮のことも理解したことと思います。その提案をグループごとにプレゼンテーションします。


各グループの発表後は質疑応答時間となります。それぞれの専門領域の教員からも鋭いコメントが入ります。新入生だからと言って容赦ありません。解決策や提案内容もさることながら、他者にアイデアを伝えるというプレゼンテーションの難しさも新入生は体感しました。

 

知り合って間もないメンバーとの自己紹介から始まったグループワーク、不慣れな土地のまちあるき、20時までの作業、スライドによるプレゼンテーション、様々な専門領域の教員から鋭いコメントへの回答。これらはまさに、環境システム学科の大切にしている「多様な視点から建築、都市、環境を見る」「異なる意見を持つ人と話し合う」「人にわかりやすく伝える」という学びのエッセンスが凝縮された2日間の新入生オリエンテーションでした。

 

2日間にわたるオリエンテーションの最後は学科主任である鈴木先生からの熱い言葉で締められました。

『君たちは可能性のかたまりです。君らが教員に向かって来れば、私たちはそれに応え、君らの可能性を伸ばします。これからの4年間をともに頑張っていきましょう!』

 

環境システム学科での可能性に満ちた4年間が、いま始まりました!

 

 

↑ オリエンテーション1日目は、新入生である1年生学年担任の袖野先生から開会宣言です。

 

↑ 先輩であるSA学生が作成したオリエンテーションのしおりと新入生プロフィール。読みごたえがあります。

 

↑ このオリエンテーションは先輩SA学生が準備、運営をしています。これはグループ内でメンバーを知るためのアイスブレイクのやり方を実践している様子。

 

↑ 各グループには担当SA学生と担当教員が付き、グループワークがスムーズに進むようにアドバイスします。

 

↑ 各グループごとに大まかな東大宮のまちを回るルートを決めたら、まちに出ます。

 

↑ 信号の待ち時間も無駄にはしません。先輩であるSA学生から東大宮のまちに関するアドバイス。

 

↑ 学校の近くのショッピングモール、ハレノテラスでも東大宮のまちを使うコツを先輩であるSA学生から伝授。

 

 

↑ 11つのグループが同時に東大宮のまちを歩いているため、偶然の出逢いがあります。これは他のグループと情報共有しようかと歩み寄ろうとした瞬間。

 

 

↑ 慣れないまちゆえに、地図を頼りにまちを歩きます。まち歩きを終えて、キャンパスに戻ると早速、調査した内容を話し合い、まとめます。

 

 

↑ 2日目は朝から早速、プレゼンテーションをします。前日準備していたスライドの発表方法をグループメンバーと共に練習します。

 

↑ 発表スライドは作って終わりではありません。それを的確に相手に伝えるプレゼンテーションスキルも必要です。直前まで準備に余念がありません。

 

↑ いよいよ、プレゼンテーションの時間が始まりました。前日のまちあるき、まとめがきちんと伝えられるか、緊張感が高まります。

 

↑ 発表後は各教員からの質疑応答タイム。質問、講評など、鋭く的確なコメントが入ります。

 

↑ 口調は優しい。でも、教員からのコメントは鋭いのです。

 

↑ メディアにも出演される教員からのコメントは、新入生のこれからの4年間指針になるかもしれません。

 

↑ 2日間にわたるオリエンテーションの最後は学科主任である鈴木先生からの熱い言葉で締められました。

 

以上。